こんにちは、
翔栄クリエイト・広報担当Hです。
近頃、梅雨というには、ちょっと大雨すぎる天気が続いています。
そろそろ台風シーズンに突入しますし、水害が気になる今日この頃…日頃の対策を真剣に考えないといけないですよね。
さて、当社には、ポータブル式ソーラー発電機「発電バリバリくん」という製品があるのですが、災害時の停電対策として、さまざまな公共機関で使われています。
今回は、実際に「発電バリバリくん」が公共機関でどんな活躍をしたか、その活躍の様子をご紹介します。
「発電バリバリくん」とは太陽光でも家庭用電源でも蓄電でき、緊急時にも簡単に電気が使えるという持ち運び可能なアタッシュケース型のポータブル・ソーラー発電機です。
なお、「発電バリバリくん」の製品についての詳細は、ブログ記事『女性でも簡単らくらく?「発電バリバリくん」を使ってみた』にてご紹介しておりますので、合わせてご確認ください。
停電対策の非常用電源として公共機関で活躍|発電バリバリくん
ふるさと応援祭:2019 Chirstmas Night Marketで「発電バリバリくん」
昨年のクリスマスのことです。
「発電バリバリくん」は、被災地復興支援イベントで、そのイベントの「象徴」となるモニュメントのライトアップの電源として使用されました。
その時の様子をご紹介いたします。
12月20日~25日までの6日間、令和元年、『台風19号被災地復興支援ふるさと応援祭』が東京都渋谷区、代々木公園内の「青い洞窟SHIBUYA」のイルミネーションイベントと同じイベント広場で開催されました。
〈イメージ図〉
このイベントは、
「ふるさとの地域食材を使い各地の食文化や特産品及び、文化を日本人や来日している外国人に紹介し、ふるさとを思い出すきっかけをつくり地域の活性化に資すること」
「令和元年10月以後発生した台風19号被害を受けた被災者への支援のための義援金の募金活動の実施」
を目的としたクリスマスイベントです。
10台ほどのキッチンカーが集まり、東京Eマーク商材及び東京都産の食材を使用して、ばくだん焼き、牛タン串、パスタ、ステーキやケバブ、スープ、じゃがバターやスイーツ等を販売、催し物としてチャリティーオークション、のど自慢大会やカップルコーデなども開催され大変盛り上がりました。
そんな中、このイベントのテーマの一つ「台風19号被災地復興チャリティー」に共感され、アンバサダーに就任されたアート盆栽家の西園寺薫氏が、今回のためにモニュメントを製作し、イベントの「象徴」として会場に展示されました。
(ご自身のアート盆栽工房も被災してしまったとお聞きしました。)
そして、このイベントの象徴となったモニュメントをライトアップさせるのに活躍したのが「発電バリバリくん」です。
モニュメントは美しくライトアップされ、イベントの象徴としてさらに会場を盛り上げ続けました。
〈発電バリバリくんでライトアップ〉
ちなみに、当社では、東京の東中野に店舗を構え、「安心安全な食の流通」をスローガンに安心安全な食をお届けしている「ビセットプラザ」を運営しています。
その「ビセットプラザ」からも無農薬のお野菜を使った温かいスープ、食べる甘酒やオーガニックコーヒーなどをご提供させていただきました。
お越しいただいた方々が美味しそうにお召し上がりくださる姿を見て、我ビセットプラザのスタッフたちも寒さを忘れて頑張ることができました。
大変感謝しております。
〈ビセットプラザも出店しました〉
台風19号で被災…福島、いわき市の小学校に「発電バリバリくん」
翔栄クリエイトでは、台風19号の被災地支援として「発電バリバリくん」をいわき市の小学校4校に提供しました。
同時期に、代々木公園で開催されている台風19号被災地支援イベント「ふるさと応援祭」にも協賛しており、
「被害の大きかったいわきの子供たちを励ましたい」
との願いから、市内4校の小学校、約920人の児童たちのために使ってもらおうということになり、2019年12月23日に寄贈式が行われました。
当社・翔栄クリエイトのウエルネス事業部長が、いわきの校長先生に発電バリバリくんを手渡す模様が、日本テレビ「NNNストレイトニュース」に取り上げられ、実際に、「こうした配慮はありがたい」と喜んでいただいている様子が放映され、社長をはじめ、社員一同感動いたしました。
この台風19号により、多くの住民の方々が被災してしまいました。
住まいの確保すらままならない状況になるほど莫大な被害を受けた方が多い中、心細い思いをしている子供たちのためにも、電源を確保することで「発電バリバリくん」は活躍することができました。
〈発電バリバリくん〉
台風15号で停電…千葉、館山に「発電バリバリくん」
2019年9月9日、千葉、館山市では台風15号が去った後、停電や電波障害の影響で親族や仕事の関係者等との連絡が取れないなどの被害がありました。
市内全域での停電が発生し、停電復旧まで10日間もかかってしまった地域もあったようです。中には復旧まで家に帰れない事態も…。
そんな中、翔栄クリエイトでは「発電バリバリくん」22台を電気の届かない集落へ貸し出しをしました。
その時いただいた館山市役所からのお手紙にはこんなことが書いてありました。
「中略・・
停電中の公共施設で携帯電話の充電スポット用として使用しました。
特に屋外での使用については太陽光の充電を行いながらの電気供給も実施させていただき、大変役にたった「発電バリバリくん」でした。
また、一部、停電が復旧しない家屋に持ち込み、昼間は充電、夜間は発電を、利用者からは夜間、照明用の電力と携帯電話の充電に利用でき、夜の暗闇の中で安心して使用することができたと好評でした。」
などとありがたいお言葉をいただくことができました。
「発電バリバリくん」の活躍の様子が想像できる温かいお手紙です。
被災者の方々が安心して夜を過ごせたようで、「発電バリバリくん」がお役に立てたことは翔栄の誇りとも言えますね。
特に携帯電話の充電は現状の確認や交通状況等の情報収集や家族の安否確認のためにもなくてはならないものですよね。
ここでも「発電バリバリくん」はしっかりと役割を果たしてくれました。
茨城県常総市の鬼怒川決壊で「発電バリバリくん」
2015年9月10日、茨城県常総市で増水した鬼怒川の堤防が崩れ氾濫し、多くの人的被害、住宅被害が起こりました。
急な増水により、住宅に取り残された人など多数の救助者が出てしまいました。
また、停電や断水が起き、鉄道の運休、道路の閉鎖など交通機関にも大きなダメージを受けてしまいました。
2017年9月に、翔栄クリエイトは常総市と防災協定を結び、1台を寄与。
さらに、10台の発電バリバリくんを貸し出し、現在でも常設されています。
常総市との災害協定については、NHKからも取材を受け、放送されました。
また、常総市ばかりでなく、さらに12の自治体や保育施設などにも「発電バリバリくん」は常設されており、災害時をはじめとする電力確保対策に活用されています。
2019年2月には常総市内一斉防災訓練を行いました。
訓練時に停電時のシュミレーションとして発電バリバリくんからの給電を実演し、エアマットを膨張させる電力や複数台の携帯電話への充電などに用いられました。
発電バリバリくんなら、簡単に電源を確保できることを市民の皆さまの前でお見せすることができましたので、万一の時に備えていただけていることと思います。
写真は翔栄クリエイトの宇佐神社長が常総市と「災害協定」を結んだ際の様子
まとめ
翔栄クリエイトでは、防災委員会を発足し、社内に発電バリバリくんを20台設置するなどして発電バリバリくんを用いた社内災害対策講習などを開催しました。
自社のみならず、「発電バリバリくん」を近隣住民へのサポートにも使用することを想定し、機器のスムーズな使用に向けた訓練なども随時行っていく予定です。
万一の時のためにも、ポータブル・ソーラー発電機の「発電バリバリくん」の活躍はさらに期待されております。
「1家庭に1台、発電バリバリくん!」なんて、電源は持ち歩く時代がやってくるのもそう遠くはない気がします。