皆さんこんにちは。
広報担当Hです。
前回に引き続き、当社の人気商品・水素水サーバー「水素ごっくっく」の水道水をキレイにする4つのフィルターについて解説いたします。
今回は、当社の水素水サーバー「水素ごっくっく」の4つのフィルターの3つ目、緑のフィルター「ROフィルター」について解説します。
緑色のフィルター:純水を作るRO膜(逆浸透膜)フィルター
水分子しか通さない…純水を作るRO膜(逆浸透膜)フィルター
ROフィルターは、純水(ピュアウォーター)を作り出してくれるフィルターです。
水分子のみを通す浸透膜が水分子以外の不純物を除去してくれます。
ROとは「Reverse Osmosis」の略で、日本語では「逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく)」と呼ばれています。
この膜を通ることで、水道水を限りなく純粋な水にしてくれます。
このピュアウォーターを使用することで健康維持、環境保全や地球環境に負荷をかけない(=エコロジー)など様々な効果を得ることができると言われています。
逆浸透膜というのは、原水から不純物を除去する特殊な膜を使うフィルターシステムのことで、アメリカで開発されました。
日本の家庭で多く使用されている浄水器の活性炭の孔の大きさは1マイクロメートルなのですが、このROフィルター(逆浸透膜)は、0.00001マイクロメートルということですので超微細な孔であることがわかります。
原水をこの浸透膜に通すと、水分子だけを通過させて、不純物の濃度が高い水と不純物のない水とに分かれ、有害物質や不純物が含まれている水は非純水として廃棄されます。
「水素ごっくっく」では、使用した水道水の内、約3分の1がこのROフィルターにより、ろ過され、不純物を含む水として排水されます。
残った3分の2は純度の高い、ほぼ水分子だけで作られたキレイな水で、浸透力が高いRO水となります。
この時に流される廃棄水は、RO膜を清潔に保ち、性能を維持するための大切な役割も果たしています。
〈水素ごっくっくの緑のフィルター〉
除去率・約99% 分子レベルの不純物まで除去
ROフィルターでは分子レベルの不純物のほぼすべて(水道水の場合の除去率は、約99%とか)を除去することができます。
ROフィルターでは、放射性物質(ヨウ素、セシウム)も除去可能と言われています。
東日本大震災の際の原発事故により、浄水場から放射性物質が検出といった報道がありましたが。
そのことにより、水道水への不安が広がってしまったことはニュースでもよく耳にしましたよね。
体内に取り込まれた放射能を出す物質の放射線ヨウ素は、主に甲状腺に集まり、セシウムは筋肉や骨に集まってきてしまいます。
年齢が低いほど、発がんの可能性が高くなります。
この時に注目されていたのがROフィルター搭載の浄水器で、唯一放射性物質をほぼ安全なレベルまで除去できると話題になりました。
また、環境ホルモンやマイクロプラスチックも除去可能とのことで、様々な有害物質と向き合って生活しなければいけない環境にある私たちにとって、健康を維持するためにも、ROフィルターは心強い味方であることは間違いないようです。
〈イメージ図〉
ROフィルターで水道水が純水(ピュアウォーター)に
純水(ピュアウォーター)は、ミネラル分を含むミネラルウォーターとは違い、水分子以外の不純物がほぼ除去されています。
ですから、安全性が必須の食品業界はもちろんのこと、胃腸機能が未熟な赤ちゃんのミルク、妊婦さんの飲料水としてもとっても安心なお水です。
また、マグネシウムやカルシウムなどが取り除かれた軟水なので、だしを使った料理、お茶やコーヒー、ご飯もふっくら炊けるなど食材の本来の味と栄養を引き出してくれるので、美味しくいただくことができます。
ROフィルターでコーヒーをこしてみると、まるっきり香りのない真水になり、ヒ素や硝酸といった有害物質も95%以上の高いレベルで除去できているというミラクル、信じられますか?
原水にどのようなものが含まれていても、そこから水分子のみを取り出すのがこのフィルターの特徴です。
〈イメージ図〉
NASAでも活躍!スペースシャトルで尿を飲料水に?
なんとNASAでも使用されているようで、スペースシャトル、コロンビア号でシャトル内の排水の再利用に、実験的に使われたとか?
NASAのプレスリリースによると、
「宇宙ステーションでの飛行用に開発された廃水浄化技術は、直接浸透プロセスとそれに続く逆浸透処理を使用、廃棄物から水を抽出 ……」
とあり、
実際に、宇宙飛行士の尿を逆浸透膜で安全なまでに浄化リサイクルして、宇宙空間における飲料水として利用したそうです。
国際宇宙ステーション内に、尿を飲料水に変えることができる機能を持ったトイレを設置したとのことで、このトイレにRO膜システムが採用されていたとか、「今日のコーヒーは明日のコーヒー」などと話題になったようです。
〈イメージ図〉
アスベストや緑膿菌も除去?RO膜
さらに、このROフィルターはRO膜により、アスベストや緑膿菌などの有害物質も跳ね返し、ブロックしてくれます。
アスベストとは天然に産する繊維状のケイ酸塩鉱物のことで、石綿(せきめん、またはいしわた)と呼ばれているものです。
繊維が極めて細く、研磨機や切断機などを使用している工場等では、石綿が飛び散り、体内に吸入してしまいます。
以前、ビル工事などで保温断熱のためや、防音材などに石綿が使用されていましたが、現在では健康を害するということで製造が禁止されています。
飛び散ったアスベストを、体の中に吸い込んでしまうことで健康障害が起こると問題となっており、繊維を吸い込んでしまうことでじん肺、悪性中皮腫の原因になり、肺がんを起こす可能性があるようです。
アスベストによる健康被害は,すぐに起こるものではなく長い年月を経てから発病することが多いようなので、知らず知らずのうちに侵され気づいたときには手遅れになんてことになってしまう恐ろしい有害物質であることがわかります。
緑膿菌は、水道管の工事などで水道管に侵入し、生息しています。
体力が低下しているときや、免疫力がないときなどに肺炎を起こす原因となってしまうと言われています。
特に幼児や老人は命を奪われかねない恐ろしい細菌です。
さらに、アトピー性皮膚炎を悪化させるのも緑膿菌の増加が原因になっていることも確認されています。
皮膚をもろくさせる酵素セラミターゼというものが緑膿菌から分泌され、細菌の侵入を阻止してくれる一番外側にある皮膚の脂質セラミドを分解させてしまうそうです。
ROフィルターではこの恐ろしいアスベスト繊維や緑膿菌も除去できることが証明されています。
〈イメージ図〉
まとめ
このROフィルターを通った水道水は、不純物や有害物質、放射性物質を跳ね返し、追い出した純水…ピュアウォーター、真の水であることがわかりました。
尿すらも飲めてしまうなんて、ちょっと信じられないですが…。
※あくまでも性能の話ですので、水素ごっくっくで試そう…というのはおやめくださいね。
次回は「水素ごっくっく」の4つのフィルターの最後、4つ目の青いフィルター・ポストカーボンフィルターの特徴をお話しします。