皆さんこんにちは。
翔栄クリエイト・広報担当Nです。
実は、我が家ではリビングのテレビ台とカップボードの隙間に、ポータブル・ソーラー蓄電池「発電バリバリくん」を収納しています。
ここにあればすぐに取り出せるからです。
災害時の停電対策・発電機器はたくさんありますが、当社製品とはいえ、なぜ私が「発電バリバリくん」を選んだのか。
そのことについて、書かせていただきます。
皆さんの災害対策の参考になれば幸いです。
防災器具は機能よりも簡便さ|「発電バリバリくん」を選んだ理由
防災機器の購入準備をスタート
数年前から台風が巨大化していると感じ始め、昨年に至っては日本列島への上陸回数も確実に増えているという実感もあり、それが防災機器の購入準備をするきっかけとなりました。
もちろん非常食のようないわゆるリュックサックに入る防災セットのようなものは玄関においてあるのですが、発電機や蓄電池のようなものはついつい後回しにしていたのが現状です。
当時、大規模な停電に見舞われた被災地域において救援隊が来る前に一番困ったことが「水の確保」と「通信機器の充電切れ」だという話をテレビで観たのをよく覚えています。
水は一定量の事前ストックができますが、携帯電話やパソコンの充電は停電になれば情報が途絶えます。
日本近海の海水温は年々上昇しているのは事実で、この傾向が継続する限り台風や大雨被害が増加の一途を辿るかもしれないと思い、発電機や蓄電池のリサーチを始めたのが2019年の11月くらいでした。
調べてみると実に多くの商品が存在しています。
価格帯も形態も性能も様々で、調べれば調べるほど迷いが出てきます。
そして気が付けばどうしても高性能なものに目が奪われがちになっていました。
〈図はイメージです〉
東日本大震災の被災者の方の体験談「すぐ取り出せて使えるもの」
そんな時、とあるホームセンターで行われていた防災セミナーにおいて、実際に東日本大震災で被災経験のある方のお話をお聞きする機会がありました。
そのお話の中で、
「今、ここで私の話を聞いていらっしゃる方々は、少なからず何を準備するべきか色々な商品をお調べになっていると思います。もしかしたら調べすぎてかなり迷われているのではないでしょうか?」
と、まさに図星の指摘によって話がスタートしました。
そして先ず結論からということで、
「すぐに取り出せて使えるもの」
この視点で防災機器は選んでください、との強いメッセージを発せられました。
もちろん、理由はその方の体験談にありました。
〈図はイメージです〉
「目からうろこ」の大発見…「高性能」よりも「すぐ使える」「簡単に使える」
東日本大震災による初めの被災時刻は日中でありましたが、崩れた屋内で必要なものを取り出すことは非常に困難であること。
つまり、防災用具や防災機器は常に取り出せる、分かりやすい場所に置いておかない限り無いに等しいこと。
そして、非常時において操作が難しかったり、使用するのに手間が掛かるものは精神的に不向きであるということです。
とにかく
平時の常識は非常時には一切通用しない
ということを肝に銘じてくださいと。
そして私たちに向かってこうもおっしゃられました。
「皆さん、想像してください。
真夜中に大地震が起こり飛び起きた時にはすでに停電していたとします。地域一帯が暗闇です。
精神的動揺と巨大な不安の中で、ライトと携帯電話の充電をするために準備しておいた蓄電池を探す際、闇の中、仕舞ってある場所まで辿り着けない。
何とか発見しても手探りで付属品を装着して使用できる状態に組み立てなくてはならない。
このような非常時に高性能や豊富な機能性が必要でしょうか?
そこをよく考えてみてください。
冒頭で結論を申し上げましたが、一番大切なことは “すぐに取り出せて使えるもの” であると申し上げたことがお分かりいただけると思います。」
〈イメージ図です〉
簡便性を求めたら「発電バリバリくん」に到達
私はこの方の話を聞いて完全に迷いが吹き飛びました。
先ずは我が家全員が簡単に使用できるものでなくてはならないことが第一義。
そして生活空間で邪魔にならず、すぐに取り出すことが可能な収納性や携帯性の良さ。
この2点に絞ってリサーチを再度進めた結果、自社製品ながら、やっぱり「発電バリバリくん」かな…と感じました。
もちろん機能も充実しています。
一例としては太陽光充電しながら電気機器の使用が出来たり、平時の充電はACで対応出来たり、そしてメンテナンス(※1)も自宅で半年に一度程度で済むことなど、いざというときのための控え選手としては、文句の付けようのない防災機器であると私は思っています。
(まだ必要な事態に見われていないため有事での使用は未体験であり、今後もそれが続くことを望んでいます。)
操作も簡単です。
先ずアタッシュケース型の本体の上面にあるスイッチを入れます。
この時点でLEDランプが点灯!すぐに闇の世界から解放されます。
あとは落ち着いて側面のコンセントにスタンドライトや携帯電話充電器のプラグを差し込むだけです。
どうですか? これだけでも不安が払しょくされると思うのです。
スイッチを入れるまでの手探りはありますが、室内のどこからでも見える場所においておけば暗闇であっても何となく手は届くと思います。
私は「発電バリバリくん」のこの簡便な操作性が気に入っています。
皆様はどのような防災対策をお考えでしょうか。
※1:満充電後、約6ヶ月で充電量が70%になりますので再充電を推奨しています。
発電バリバリくん
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