こんにちは。テクニカルサポート部です。
皆さん一度はこの言葉を耳にしたことがあると思います。
『電力の自由化』
電力関係が自由市場となったことにより、たくさんの企業様が参入されました。それまでの本業・業界からすると、一見「えっ?」と思われるような企業様もたくさんいらっしゃいます。
「電気料金とガス料金のセット割」 「電気料金とケータイ料金のセット割」 etc…
こういった広告を目にする機会も増えましたよね。
さて、電化製品の発達した現代社会において、電気の安定供給は最重要事項といえるかもしれません。ある日突然電気の供給がストップするなんてことは、現代社会においてはまず避けなければならない事態です。それどころか、電気が来る・来ないを繰り返すことでさえ決して望まれません。
幸いなことに、日本という国は電力会社各社さんが頑張ってくれているおかげで、現状では安定した電力の供給を受けられています。(電力会社さんありがとうございます!)
とはいえ、いつ何時なにが起こるか分からないという考え方も、常に肝に銘じておくことが大切です。
例えば大雨や大雪、落雷などの天災。特に日本ではここ数年頻度を増している大きな地震もそうです。危険性の差こそあれ、どれをとっても電力というライフラインが途絶えてしまう可能性を常に孕んでいます。
ここ日本での安心安全な毎日に慣れてしまっているなかではなかなか難しいことですが、常に危機意識を少しでも持っておくことが、イザというときに重要になってくるのではないでしょうか。
前置きがとても長くなってしまいました。気づけばここまでかなりシリアスな内容ですね(笑)。タイトルからも段々遠ざかっているような気がしますので、ここで軌道修正!
今回は「水素ごっくっく」をご使用頂くうえでの、停電時の復旧についてです。
冒頭で、電気が止まる止まらないの話をしましたが、実はもっともっと身近でもよくあることなんです。
皆様のご家庭のブレーカー、落ちたことありませんか?あれも言ってしまえば一家庭内で発生する停電です。我が家でもエアコン・電子レンジ・洗濯機・ドライヤーを同時に使おうものならすぐに落ちます。
多くの場合は、左の写真でいうところの「主幹」にあるスイッチひとつで配電盤(いわゆるブレーカーのところ)は復旧します。
一方で各家電製品の復旧のしかたは製品によって様々です。なかには配電盤を元に戻せばそのまま復旧する家電も有ります。わかりやすいところでいいますと冷蔵庫ですね。冷蔵庫は多くの場合、その主電源が常にONの状態ですので、配電盤さえ元に戻せばそのまま復旧します。
1. ご家庭(設置場所)の配電盤を復旧する
(ここで「水素ごっくっく」からピロリン♪という音がします)
2. 「水素ごっくっく」正面上部の電源ボタンを押す
以上、2工程のみです。簡単でしょう?
ただし前提として、停電前~停電後においてコンセントは常に挿しっぱなしであるとします。平時でも水素ごっくっくのコンセントを抜く機会はほとんどないはずですし、停電中にコンセントを抜かれることもあまりないからです。
仮にコンセントを抜いている場合は、配電盤を復旧させた後にコンセントを挿しなおし(ピロリン♪)、その後に電源ボタンを押してください。
「停電復旧したけど水素水サーバーが動かない」というお問い合わせを皆さんから頂くことがありますが、そのほとんどが2つ目の電源ボタンを押すという手順を行っていないためでした。
配電盤復旧後のピロリン♪という音は、『通電しましたよ』という合図です。そこで満足せず、忘れずに電源ボタンを押してくださいね。
「水素ごっくっく」をこういった仕様にしたことにも理由はあります。
これはどんな家電にも共通していえることですが、電源を入れたまま電気が通ったり途絶えたりを繰り返すことは、少なからずその機械に負担をかけます。パソコン等の繊細な機器は特にそうですね。その他の機械でも、電源を入れたままコンセントを抜くなとよく言われますが、同じことです。
そのなかで冷蔵庫のように電源ボタンをあえて押しにくいところに設置しているような家電は、停電後も自動的に復旧するほうが合理的です。おそらく機械的にもそういった使い方に耐えうるような強い仕様になっているのだと思います。
一方で「水素ごっくっく」の電源ボタンは押しやすい正面にあります。復旧時に電源ボタンを押してもらうというちょっとした手間がかかりはしますが、その分機械に負担をかけずに末長く使ってもらうことを優先した結果です。
決してテキトーな考えで作っているわけではありませんよ!(笑)
というわけで今週はここまで!大事なことは、停電復旧時には、正面の電源ボタンをPUSH!
来週もまたお楽しみに!
テクニカルサポート部