こんにちは、広報担当のHです。
今回は最近話題の「水素水」についてお話しします。
いざ水素水を選ぶとき、「どんな水素水がオススメなの?」って疑問におもいますよね。
では、実際どんな種類があるのか、水素水って何を基準に選んだらいいのか、それぞれのタイプを比較してみましょう!
家族の健康を考えて噂の「水素水生活」をはじめようと思うんだけど…。
いざ選ぼうと思ったら種類がたくさんあることに気づいちゃって、本当に種類が多すぎてよくわからない、どれがいいんだろう?
なんて悩んでいるお母さんのために、水素水と水素水発生器の種類と特徴について調べてみました。
水素水を徹底比較!水素水発生器にはどんな種類があるの?
1)水素水を選ぶ基準…まずは水素溶存濃度を確認!
「水素水」、今注目されていますねー「水素水ブーム」といってもいいのではと思うほどそこら中で「水素水」という言葉を耳にするようになりました。
水素水を発生させるものって色々なタイプがありますね。
では、どんなタイプがオススメで何を目安にして選んだらいいのかを考えてみましょう!
水素水を選ぶとき、まずは水素が水の中にどの程度含まれているかを示す水素溶存濃度を確認しましょう!
「水素溶存濃度」って何?
最初に確認してほしいのは、水素水の生成器を選ぶ際に基準となる「水素溶存濃度」です。
「水素溶存濃度」とは、水素水の濃度のことで、水素がどの程度溶存されているかを示す数値です。
ppmやppbで表示されます。
これらの単位は、比率を意味しており、ppmは、100万分の1(parts per million)の頭文字をとったものです。
(ppbはparts per billion…十億分の1)
1ppmといった場合は、1Lの水に1㎎の水素が含まれているという意味になります。
水素溶存濃度は、信頼性を考えると、(測定条件や使用される環境などで数値は変わってしまいますので、「信頼性を考えると」とさせていただきます。)1.0ppm以上が理想の数値のようです。
水素溶存濃度は高ければ良い…ではない?
水素水の効果を期待するには口にするときの溶存水素量がどのくらいあるのかを確認しておく必要があります。
水素溶存濃度は高ければ高いほどいいと思いがちですが、どうもそうでもないようです。
身体に効果が出る最大の水素溶存濃度は0.4ppmという研究結果があるようです。
研究結果によると、0.4ppmの水素水と、0.4ppmよりも濃度の低い水素水を飲んだ場合は、効果に差が出るようなのです。
一方、0.4ppmと0.4ppmよりも濃度の高い水素水を飲んだ場合は、効果の差が出なかったそうです。
そのことから、効果がみられる水素溶存濃度の限界値は0.4ppmであると推測されています。
体内に入った水素は約60%が対外へ排出
一方、体内に入った水素のうち、約60%が体内で吸収されず、呼吸により体外へ排出されているという研究結果も出ています。
ということは、水素溶存濃度1.0ppmの水素水を飲めば、約60%の0.6ppmは体外排出されますが、残りの約40%…約0.4ppm相当が体内に残る計算になります。
「身体に効果が出る最大の水素溶存濃度は0.4ppm」「体内に入った水素は約60%が対外へ排出」この2つを考えれば、水素溶存濃度が1.0ppmの水素水であれば十分という話になります。
ただし、水素は自らすぐに抜けてしまいます。
水素溶存濃度が1.0ppmよりかなり高ければ、高濃度状態を保ったまま体内に運ぶことができます。
ですから確実に0.4ppmの濃度の水素水を吸収することができますね。
つまり、水素溶存濃度が最低でも1.0ppmより高いもの(実際には、もう少し高めのもの)を選んだほうが、水素水の効果が確実に得られると考えられます。
水素溶存濃度は高すぎでも意味がない?
ちょっと複雑になってしまいましたが、水素溶存濃度が高ければ高いほど、たくさん体内に水素が吸収されるわけではありません。
ですから、水素溶存濃度がものすごく高いものを選ぶ必要はありません。
とはいえ、数値が1.0ppm以上のものを選ばないと、効果の面では微妙かもしれません。
水素水を選ぶとき、水素溶存濃度だけにこだわり、濃度の高いものを選ぶ必要はないということがわかりました。
水素溶存濃度が高すぎてもあまり意味がなかったのですね。
※水素溶存濃度について
水素溶存濃度についての測定基準の値は、公的研究機関で証明された値と自社調べでの値の場合があるようです。
調べ方に簡易的なものとそうでないものがあり、数値に惑わされないよう注意する必要があります。
また、水素はたいへん抜けやすい物質ですので、どの段階で数値を計測したのかも重要です。水素水の作り立てと、ある程度の放置した後では、同じ水素水でも数値は異なります。
正式に公的研究機関から承認を受けているサーバーには、数値が正しいことが明らかにされている証明書がついています。
その辺も水素水発生器を導入する際のチェックポイントかもしれませんね。
2)水素発生器、どんなタイプがあるの?
それではさっそく、たくさんの種類がある水素水発生器、どんなのがあるのか比較してみよう!
水素水発生器は、主に以下の6つのタイプに分類されます。
A)ウォ-ターサーバータイプ
B)整水器(浄水器)タイプ
C)給水式ポット・ミニサーバータイプ
D)携帯ボトルタイプ
E)携帯スティックタイプ(カートリッジタイプ)
F)パッケージタイプ
順番に見ていきましょう。
A)ウォ-ターサーバータイプ
まずはウォ-ターサーバータイプです。
ボトル交換式と水道直結型があり、サーバーの中で水素水をつくります。
サーバー自体を購入する、もしくはレンタルすることもできます。
サーバー本体の購入は比較的高額になってしまうのでレンタルを利用される方が多いようです。
よく「今ならキャッシュバック10万円!」なんていうキャンペーン割引などが利用できるのであれば、本体を購入してしまっても3年間位レンタル料金を払うのと同じ金額だったりしますので、長く利用するのであればサーバー購入を考えたほうが経済的のようです。
B)整水器(浄水器)タイプ
続いて整水器(浄水器)タイプです。
これは、従来の浄水器のような水道から直結するタイプを改良し、「水素濃度」の機能を付けたもの。
ウォーターサーバーを購入するよりは安価になります。
また、一般的にレンタルも可能なものも多いです。
だたし、このタイプは「還元水素水」と呼ばれているものが多いので注意が必要です。
これは、一般的にいわれる水素水とは異なり、電気分解で作られた水素が入っているアルカリ性の水のことです。
電気分解の際に発生する水素が含まれているもので「アルカリ性電解水」とも呼ばれます。
水素水と呼ばれている一般的なものは中性の水の中に圧力をかけて水素を入れています。
このタイプで生成される水はアルカリ性、水素水は中性のため水の種類が違います。
ウオーターサーバーで生成されている「今、はやりの水素水」とは違うものの場合がありますので、購入時には水素水なのか還元水素水なのかをチェックする必要があります。
C)給水式ポット・ミニサーバータイプ
キッチンカウンターや卓上に置くタイプ(300mm四方くらいの大きさ)で、給水用のタンクの中に水を注ぎ保水パッドなどを使用して水素水を生成します。
浄水機能を持つタイプと持たないタイプとがあるようです。
給水用の水は水道水だと、塩素が発生してサーバー内に付着してしまうため、浄水(ミネラルウオーター)の使用をお勧めします。
このタイプは、場所を取らない上、ちょっとした量の水素水(最大1.8L位)なら30分ほどで生成することができます。
ただし、都度タンクの中に水を給水しなければいけない、その水のためにミネラルウオーターを買わなければいけないなどという手間がかかります。
消費電力は24Wほどで、重さ2Kg前後と軽いものが多く、価格は70000円前後です。
D)携帯ボトルタイプ
蹴帯対ボトルタイプは、500mlのペットボトルくらいの大きさで重さも200g前後です。
充電もしくはUSBでの使用が可能なものが一般的で、パソコンからも生成でき、持ち歩きができます。
スイッチを入れて5分程度で水素水の生成が可能です。
300CC~400CCと一度に作れる量が限られてしまいますが、毎回できたての水素水を楽しみたい人には向いています。
価格は1万円以下のものもありますが、水素溶存濃度1.0ppm以上のものは5~6万円くらいと高額のものが多いです。
独自の電気分解方式で水素を生成しているタイプなど水素水の質を考えると高いものはそれなりに溶存濃度が安定していて安心できます。
水素の効果も期待できるものと思われます。
E)携帯スティックタイプ(カートリッジタイプ)
携帯スティックは、スティック部分を、水と一緒にボトルに入れるだけで、いつでもどこでも水素水を生成することができます。
ティーバッグの麦茶を作るようなイメージです。
スティックの中には小さな玉のようなものが入っていて水素を発生させます。
スティックに価格は1本1,000円~1,600円位。
他のタイプに比べて、比較的安価でコンパクトですが、500mlの水素水が3カ月程度生成できるものが一般的です。
1.0ppm以上の水素溶存濃度が期待でき、24時間後には最大水素溶存濃度が1.6ppmにまで達成できるものもあるようです。
ただし、すぐに水素は抜けてしまいます。
しかも、生成したと同時に水素が抜けていくというデメリットがありますので、24時間待つのであれば、専用ボトルなどを利用することで水素が抜けてしまわないように工夫が必要ですね。
F)パッケージタイプ
工場で作った水素水をペットボトルやアルミ缶、アルミパウチなどに入れてあるタイプです。
一本300円前後で購入できますが、水素は時間がたつにつれ、簡単に抜けてしまいます。
購入される場合は、実際に飲むときの水素溶存濃度を確認するのと、水素溶存濃度を保つことができるパッケージに入っているか?などを必ず確認しましょう。
工場で水素を生成した時と実際に手にした時とは水素溶存濃度が変わってしまっている場合がありますので注意が必要です。
水素水は10数年前にとある大学の教授が「活性酸素の働きを抑制する」と論文で発表したことからブームが始まりました。
4年ほど前でしょうか?
ペットボトル入りの水素水はインチキだなどという水素水のイメージを悪くする事件が起きたことがありました。
某大手飲料水メーカーがアルミボトル入りの水素水(1本400ml、当時190円位)を販売したのですが、「健康効果、実証されず」などと大きな見出しで関東圏内の新聞に掲載されてしまいました。
さらに、この大手飲料水メーカーの「よくある質問」には、
「効果は実証されていない。トクホなども取得していない。今、市販している水素水関連の商品について健康効果が期待できるものではない。水のような水分補給が目的で販売している」
などと公に発表していたことによって、「水素水はただの水」「悪質な商売」「開き直っている」「高いお金を払ってただの水を買わされた」などと、世間を騒がせ水素水のイメージが大幅にダウンしてしまいました。
確かに水素はどのような容器にいれても、どんどん抜けていきます。
特にペットボトル入りの水素水の場合は、生成されてから出荷までに時間を費やしています。
口にするときには水素溶存濃度が適切であるかなどの確認が必要ということですね。
3)まとめ…結局何を基準に選べば良いの?
ここまで、「水素水発生器」の種類と特徴について簡単にお話しさせていただきました。
水素水を選ぶ時は、まずは水素の水素溶存濃度が大切です。
しかし、人間が吸収できる水素の量は限られているため、いたずらに溶存濃度が高くても、あまり意味はありません。
また、水素はどんどん抜けて行ってしまうので、作った時は溶存濃度が高くても、飲む際には、全く含まれていない…ということもありえます。
それぞれの「水素水発生器」の特徴を参考に、自分にあった水素水を見つけてくださいね。
それでも、どうやって水素水を選んで良いかわからないよ!という方は、次回、水素水を選ぶ場合の選び方について書かせていただきますので、合わせてお読みください。