1)家族みんなで使うなら「ウォーターサーバー」タイプがオススメ
宇宙一分子が小さい水素は、水素水専用ボトルにいれても時間がたつにつれて抜けてしまいます。
より効果的に水素を身体に取り入れるためには、飲み切れる量を飲むときに作るのが一番ですよね。
前回、解説しましたが、水素水は、大きく分類すると6つのタイプ(5つの発生器タイプと1つの製品タイプ)があります。
A)ウォ-ターサーバータイプ
B)整水器(浄水器)タイプ
C)給水式ポット・ミニサーバータイプ
D)携帯ボトルタイプ
E)携帯スティックタイプ(カートリッジタイプ)
F)パッケージタイプ
の6種類です。
Fは、作り立てでないと水素が十分含まれてるか疑問があります。
他は水素水を作ることができるので、どれでも良いかもしれませんが、家族みんなで水素水を…と考えている場合、B~Fでは、容量が足りないですよね。
やはり、家族みんなで使うには容量を気にしないで使用できる大容量タイプのA「ウォーターサーバー」がお勧めではと思います。
室内に設置する縦に長いタイプのものですね。
最近ではスリムになっていますのでちょっとしたキッチンの隙間とかに置けるようになりました。
また、デザインもしゃれたものが増えていますのでインテリアとしても楽しめるようです。
この縦長のウォーターサーバーには、ボトル式と水道直結型の2種類のタイプがあります。
それぞれ、特徴を見ていきましょう。
2)ボトル式:設置は簡単だが水ボトルの交換が…
まずはボトル式。
これはRO水と呼ばれる純水が入った水ボトルを、縦長のサーバーの上にのせてその水を使って水素水を生成するものです。
良く見るタイプのウォーターサーバーですね。
水は、ボトルで供給するので、設置の際には工事は不要。すぐに利用できます。
しかし、水の補給はボトルで行いますので、ボトルの交換が必要になります。
この水ボトルは、12Lくらいの大きなものが多く、なかなかの重量です。
お母さん一人ではボトル交換をするのはちょっとむずかしいと思います。
また、このお水のボトル、毎回注文して購入する必要があります。
電話やネットで注文して、受取りをするためには家にいなければいけないし、お水を切らしてしまうと使用できなくなってしまう…なんていうところがちょっと面倒かもしれません。
月々のコストは6,000円位から利用が可能のようですが、RO水のボトルを使用した分は買わなければいけません。使えば使うほどボトルの水代が追加されることになります。
12Lのボトルで1本1,250円~2,000円位が相場のようですから、使う量によってはかなりの金額になります。
3)水道直結型:設置には工事が必要…大量に使いたい場合はこちら
もう1つのタイプは、水道と直結し水道水をろ過して水素水を生成する水道直結タイプです。
水道に直結させるため、導入時に工事が必要になります。
また、置ける場所も多少制限を受けます。(非常に細いパイプで水を供給するなど、最近は改良されていますが…)
なお、水道水から水素水を作るため、水道直結式のウォーターサーバーは、水道水をキレイにするフィルターを搭載しているものが一般的です。
水素水を発生させる仕組みだけでなく、このフィルターもサーバーによって性能が異なります。
料金的には、月々定額制が一般的で、月額7,500円から10,000円位のものが多いようです。
このタイプの一番のポイントは、水道水から自宅で美味しい水を作り出すので、大容量の水素水を生成することが可能なこと。
ボトル式と違って、わざわざお水を買わなくてもいいし、重いボトルの交換も不要。途中でお水がなくなっちゃったなんてこともありません。
重たいボトルの交換で腰を痛めたり、予備のボトルを買い込んで場所を占領されるなんてこともなくなりますね。
最近の傾向では設置が簡単なボトル型ではなく、使いたいだけ使える水道直結型ののウオーターサーバーの方が主流になってきているようです。
家族で大量に水素水を使いたい場合や、ボトルの上げ下げが不安な方は、水道直結式がオススメです。
4)水素水の生成方法も要注意
ウォーターサーバー式の水素水発生器を選ぶ際に、ボトル式か水道直結式か?の違いの他に、水素の生成方法についてもチェックしておきましょう。
ウオーターサーバーの中で水素を生成する際に一般的なのが「電気分解式」と呼ばれるものです。
これは水を電気分解させることで水素を発生させる仕組みのこと。
高濃度の水素生成が期待できます。
この「電気分解式」には2つのタイプがあり、金属の電極を直接、飲み水に接触させて水素を発生させるタイプと、飲み水とは別に水素を発生させて、飲み水に水素を含ませるタイプ(電極非接触方式と呼ばれます)です。
前者は、構造がシンプルになるため、生産コストなども抑えられます。
ただ、水に接触した電極の金属が溶け出し、それにより電極に不純物が付着しやすくなり雑菌が繁殖、健康を害したり、衛生面などで問題になるなどの恐れがあると指摘する方もいます。
後者は、飲み水とは別に水を貯める部分があり、そこに電極を接触させて水素水を発生させます。この際、電極に接触した部分の水は捨ててしまいます。
余分に水を使うため、もったいない感じもしますが、飲み水そのものは電極に触れないため、より安心・安全だと言えます。
なお、供給される水がRO水(ピュアウオーター)など使用している場合、電極に汚れなどが付着することもなく衛生的であると同時に高濃度で安心安全な水素水を生成することができます。
5)水素を生成するお水にもこだわろう!
水素水のウォーターサーバーを選ぶ場合は、水の供給方法や水素の発生方法も重要なポイントですが、使用する水そのものもチェックしておきましょう。
水素を生成するときに使用する元の水、ボトル型については先ほどご紹介しましたRO水を使用しているところが多いようです。
では、水道直結型の水道水を利用しているサーバーはどうなっているのでしょうか?
水道直結型のウォーターサーバーの多くは、フィルターが内蔵しています。
このフィルターで水道水の含まれるさまざまな不純物を取り除き、その上で、水素水に生成するものが大半です。
このフィルターの性能は、機器によってかなり違います。
除去できる不純物の種類が異なったり、水の味が変わったりと影響がありますので、合わせてチェックしましょう。
いわゆる逆浸透膜(RO)を使ったフィルターを搭載し、RO水を作り出して、そこに水素を入れ込んでいくタイプのウォーターサーバーもありますので、安心・安全をお求めの場合は、オススメです。
6)家族で水素水生活、オススメの水素水は?!
前回に引き続き、オススメの水素水についてお話しさせていただきました。
水素水発生器には、さまざまな種類がありますが、「家族で水素水生活始める」場合は、こんなところを基準に水素水を選ばれると良いかもしれません。
・家族が安心していくらでも飲める大容量の水素水サーバータイプ
・ボトルは交換など手間がかかるので水道水直結型のほうが楽
・水道水を美味しい水にできる機能がついているものを選ぶ
・水素溶存濃度が1.0ppm以上あるもの(多すぎても意味はない)
以上の点を参考に、家族が安心して安全に水素水を飲むことができる条件に合ったサーバーを選びましょう。
前回と今回の2回で、水素水と水素水サーバーオススメをご紹介させていただきました。
家族の健康を考えて「水素水生活」をはじめようと思われたお母さん、ぜひ参考にしてくださいね。